第9次 東神楽町総合計画 花と大地と笑顔の東神楽~次世代に受け継ぐ幸せな暮らし~
令和7年策定
東神楽町(以下、「本町」とします)では、これまで第8次東神楽町総合計画「平成25年度(2013年)から令和6年度(2024年)」に基づき、「笑顔あふれる花のまち~みんなで築こう活力ある東神楽~」をまちづくりの基本テーマに掲げ、各分野にわたるさまざまな施策を町民の皆さんとともに積極的に推進し、着実にその成果を上げてきました。
しかし、策定から時間が経過する中で、わが国では人口減少や少子高齢化がますます進行しており、今後地方の経済や生活、コミュニティが停滞する恐れがあります。また、温暖化などの地球規模の問題が日常生活に深刻かつ多面的な影響を及ぼすことが懸念されているほか、度重なる災害や感染症の流行などにより、安全・安心の重要性なども改めて認識されています。
また、近年継続的に人口が増加してきた本町においても、令和2年(2020年)国勢調査では総人口が減少に転じています。今後は住みたいまちとしての魅力をさらに高めながらも、人口減少局面においていかに地域社会を持続可能なものとするか、町民が心身ともに満たされた状態で生活できるかを模索し、解決策を見出すことが求められています。
変化が激しく、将来の予測が困難な時代にこうした内外の動向に的確に対応し、本町が引き続き魅力あるまちであるためには、町民や地域団体、行政のさらなる協働や、デジタル技術などを積極的に活用した行財政運営の一層の改善を進めながら、小規模自治体のモデルとなるような新しい自治体経営を進めていかなければなりません。このため、新たな時代のまちづくりの方向性を指し示すものとして、第9次東神楽町総合計画を策定します。