東神楽町の地名の由来について

2024年11月1日

ご意見・ご要望

東神楽町の役場のホームページの町の概要には、次のような記載があります。
「神楽の地名は、もともとアイヌ語で神々の遊ぶところの意訳である。」これは明らかに誤りであるから訂正するようにと、昨年役場の担当者に直接お話したしたが、そのままになっております。そもそも語源のアイヌ語が表示されていないので、よく分かりませんが、意訳の神々の遊ぶところから類推すると、「カムイミンタラ kamuy-mintar」と思われます。一般的に「カムイミンタラ」とは「大雪山」を指しています。
神楽の地名は大雪山に由来することになってしまいます。道庁アイヌ政策推進局のアイヌ語地名では、知里真志保説である ヘッチェウシイhetce-us-i   「囃し・つけている・所」を意訳して「神楽」としております。旭川市でも「神楽」の地名の由来はこの説を踏襲しておりますので、東神楽町も同様にすべきであります。

回答

町のホームページに掲載されている東神楽の地名の由来についてですが、改めて町史などを調べたところ、ご指摘いただきました通り「ヘッチェウシイ」が通説として正しいと思われます。つきましては、記載部分について修正いたしました。