策定の背景
近年の多様化、複雑化する地域の課題は、地域のことをよく知る住民が、地域の特性に応じて主体的に取り組み、行政がその取り組みを支援することにより、より良い解決を図ることができるというのが、地域自治における基本的な考え方です 。
また、超高齢化社会の進展に伴う社会的弱者の増加や、大きな地震や水害など自然災害の増加に伴い、住民自身がお互いに助け合うことが必要な場面が増加していることから、地域の互助や振興を図る地域自治組織の重要性がより一層高まっています。
しかしながら近年では、どの自治体においても各地域自治組織において、担い手や協力者が不足するなど、地域自治組織の運営についてさまざまな課題が顕在化しています 。
東神楽町における地域自治組織の特徴
現在東神楽町では、7地区の公民館組織が主導しさまざまな地域活動が展開されていますが、この、「地区公民館組織」が主となって各町内会・行政区、任意団体と協力関係を築きながらさまざまな活動を展開しているのは、他自治体でもあまり例が無く、東神楽町独自の取り組みであるといえます。
とりわけ社会教育法上に定義されている「公民館」の事業と比較し、東神楽町の「地区公民館組織」は各町内会・行政区、任意団体との連携事業など、社会教育法上の公民館と比べ、より広義的かつ主体的な活動を展開して います。
目的
東神楽町地域自治推進条例(仮称)を策定することで、東神楽町独自の枠組みを踏襲しつつ 、 地区公民館組織や町内会・行政区・各種団体が主体的かつ効率的に地域活動に取り組めるよう、条例の制定によって各地域自治組織の権能を明確化させ、地域住民が自発的にまちづくりに参画できる体制の構築を目的としています 。
検討経過について
東神楽町地域自治推進条例策定検討委員会の設置
令和5年10月に各地区の公民館長7名(もしくは運営委員)、東神楽町中央市街振興協会会長、ひじり野団地振興協会会長、公募により選出された委員3名により、本条例の内容等を協議する東神楽町地域推進条例策定検討委員会が設置されました。
検討委員会資料
開催日 | 資料及び議事録 | |
第1回 | 令和5年11月25日(土) | 01_第1回議案 (PDF 364KB) 02_第1回資料 (PDF 1.75MB) |
第2回 | 令和6年2月23日(土) | 01_第2回議案 (PDF 376KB) 02_第2回資料 (PDF 835KB) |
第3回 | 令和6年5月25日(土) | 00_第3回議案 (PDF 344KB) 01_第3回資料 (PDF 2.54MB) 02_第3回議事録 (PDF 277KB) |
第4回 | 令和6年8月22日(木) | 00_第4回議題 (PDF 338KB) 01_第4回資料 (PDF 2.66MB) 02_第4回議事録 (PDF 848KB) |
第5回 | 令和6年12月18日(水) | 00_第5回議案 (PDF 328KB) 01_第5回資料 (PDF 2.58MB) 02_第5回議事録 (PDF 735KB) |
アンケート調査結果
00_アンケート結果(町内会・行政区) (PDF 1.3MB)
01_アンケート結果(地区公民館) (PDF 1.64MB)